トライ式高等学院は、家庭教師のトライで有名な株式会社トライグループが運営している通信制サポート校になります。
テレビCMも放送されているので、知っている人も多いことでしょう。
しかし、通信制サポート校を運営しているのは知っていても、実際にどういう学習法をしているのか、学費や高校卒業資格の取得はどうすればなど、知らないことも多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではトライ式高等学院のコース内容や学費、高卒資格に関してそれぞれ紹介していこうと思います。
目次
トライ式高等学院とはどんな学校なのか
トライ式高等学院は、家庭教師のトライで培ったノウハウを活かして、自宅での学習だけでなく、各キャンパス等でも指導ができるようにした通信制サポート校になります。
不登校を経験した生徒や高校を中退した生徒、学業不振などの様々な問題を抱えている生徒を受け入れて、高校卒業資格だけでなく、大学進学などのサポートも行ってくれます。
生徒の目標に合わせて担任が個別に計画を作成してくれる
生活スタイルや性格、学力やメンタルの状態など、生徒一人一人で個性が異なります。
その為トライ式高等学院は、生徒と先生がマンツーマンで学習をしていきますので、生徒の状況を考慮してオリジナルの学習計画等を立ててくれます。
何かしらの問題を抱えている生徒が多いので、まずは自信を回復させるところからスタートさせることもあります。
また、高い目標を立てて、それに向かって学習をしていきたい生徒に対しては、最短距離で学習が進められるように計画を立ててくれます。
名古屋市のトライ式高等学院の詳細
トライ式高等学院 千種キャンパス

住所 | 〒464-0075 愛知県名古屋市千種区内山3丁目30−9 nonoha千種 2F |
電話番号 | 0120-919-439 |
年間の学費 | 約50万円~ |
ホームページ | 公式サイトはこちら |
飛鳥未来高等学校へのアクセス
トライ式高等学院 金山キャンパス

住所 | 〒460-0022 愛知県名古屋市中区13 金山1-13-18 ベルデ・マーレ・ビル8F |
電話番号 | 0120-919-439 |
年間の学費 | 約50万円~ |
ホームページ | 公式サイトはこちら |
飛鳥未来高等学校へのアクセス
コース内容
トライ式高等学院には、2種類のコースがあります。
・特進科
個々の学力や進み具合に合わせたカリキュラムを組んで、マンツーマンで学ぶことができるので、確実にステップアップすることができます。
普通科
将来の夢をゆっくりを見つけていきたい人や、高校卒業を目標に学習を進めていきたい人には、普通科がお勧めです。
基礎学力を身につけることができ、中学生の学習が不安の場合は、そこから勉強をし直すこともできます。
また、学校行事やイベントなどを通じて人間関係を構築しながら学校生活を楽しむことができます。
普通科といっても、基本の科目だけでなく、中国語やスペイン語などの語学やプログラミングなどの専門の技術的なものを使ってアプリを開発したりすることもできます。
さらに美術を学ぶこともできるので、絵が好きな人はこちらを伸ばすこともできます。
特進科
大学、短大、専門学校などに進学することを目標としている人には特進科がお勧めです。
普通科と違い、先生は受験対策専門のプロがマンツーマンで授業をしてくれるので、受験に特化した学習を受けることができます。
もちろん基礎学力を高めることも可能です。
まず最初は基礎学力を高めていき、志望校が決まった段階で志望校別に対策をおこなっていきます。
また、科目受験やAO入試対策もしっかりと行ってくれるので、大学進学を目指す人にはうってつけのコースといえます。
高校卒業資格は得られるのか
通信制高校に通う上で大事なのは、「高校卒業資格をえることができるのか」だと思います。
一般的な公立通信制高校や私立通信制高校の場合、全日制高校と同じように単位を取得することができれば高校卒業資格を取得することが可能です。
しかし、トライ式高等学院は通信制サポート校です。トライ式高等学院を卒業しただけでは高校卒業資格を取得することはできません。
高校卒業資格を取得しようと思ったら、別に通信制高校への入学が必要になります。
そうはいっても、改めて願書を提出して入学試験を受けるのはとても大変ですよね。
ですが、トライ式高等学院は、通信制高校と連携して運営をしているので、改めて願書を提出して入学する必要はありません。
トライ式高等学院に入学する時に、以下の通信制高校のうちのどれかに同時に入学することができるので、スムーズに勉強を始めることができます。
・日本航空高等学校
・高松中央高等学校
・ルネサンス高等学校
・鹿島朝日高等学校
通信制高校の学費と、トライ式高等学院の学費の両方を払う必要はありますが、それでも3年間でしっかりと卒業できるようにバックアップしてくれると考えればそこまで大変ではないかと思います。
通常、通信制高校に通っていて、3年で卒業することができる確率はそこまで高くはありません。
ほとんどの生徒が4年目以降も通って、卒業までたどり着きます。
自宅学習を続けるのが大変で、レポートの提出ができなかったり、挫折してしまうことが多いのです。
しかし、トライ式高等学院では、通信制高校に通いながら3年間で卒業することができるように学習をサポートしてくれるので、挫折が少なく済むのです。
学費について
トライ式高等学院の学費を確認してみましょう!
項目 | 費用 |
入学金 | 80,000円 |
授業料(1単位あたり) | 375,000円(15,000円) |
システム費 | 連携校により変動する |
コース変更費用 | 10,000円 |
施設設備費 | 24,000円/年間 |
行事運営費 | 10,000円/年(2,000円/月) |
学費合計 | 499,000円 |
システム費によって学費合計は前後しますが、学費は平均50万円からとなっています。
また、トライ式高等学院の学費以外にも提携している通信制高校の学費も追加で必要になります。
平均的な通信制高校の学費が20万円であると考えると、「トライ式高等学院の学費(50万円~)+提携校の学費(20万円~)」で、年間で、最低でも70万円程度かかり、高くて100万円程度にはなると考えると良いでしょう。
通信制高校の学費と考えると割高にはなりますが、全日制高校に通うよりは安く済む場合が多いです。
トライ式高等学院フリースクールとは?
トライ式高等学院には、トライ式高等学院の学習の仕組みを中学生を対象に応用したものです。
主なポイントは4つあります。
2.自宅から近いキャンパスに通学し、学校生活をしながら不登校を解決させることができる
3.学校に許可を申請し、フリースクールに通うことで、出席にカウントされるようになる
4.全日制の公立・私立高校の受験対策をするか、トライ式高等学院に通学することができる
フリースクールは、基本的にはマンツーマンで授業を行うので、周りの目を気にすることなく勉強をすることができます。
また、マンツーマンの授業から少しずつ少人数制のクラスでの授業へと切り替えることで、引きこもってしまっている生活から徐々に脱却するサポートもしてくれます。
まとめ
トライ式高等学院について紹介していきました。
トライ式高等学院は、家庭教師のトライで培った個別学習のノウハウを最大限活かした学習システムを組んでくれているので、挫折が非常に少ないです。
高校卒業まで全力でバックアップしてくれるので、無理なく進めることができます。