通信制高校のテストとは?内容、難易度、回数などは?

通信制高校について学ぶ

全日制高校の場合は必ず中間テスト・期末テストと年に2回のテストがあります。

全日制高校は学年制で、普段の授業で成績をつけることが困難な為、テストを実施して成績をつける為の目安にしているのです。

対して通信制高校は、単位制なので、レポートの提出やスクーリングへの参加をしっかりと行うことで卒業に必要な単位数を獲得することができます。

では、通信制高校にはテストがないのかといわれるとそうではありません。

通信制高校でもテストは行われます。

通信制高校のテストは「単位認定試験」といわれるもので、各科目や教科の単位を習得するために行われます。

しかし、通信制高校のテストでは何を行うのか、どんな内容で、回数はどれくらい行われるのか。そういった疑問にまとめて答えていこうと思います。

通信制高校のテストは何をするものなのか

通信制高校のテスト(単位認定試験)は、単利習得の為に必要不可欠のものになります。

通信制高校では、卒業するための条件がいくつかあります。

それが、

・レポートの提出(添削指導)
・スクーリングの参加(通学)
・テスト(単位認定試験)

になります。

通信制高校の学習の基本システム

通信制高校の学習の基本システムは以下になります。

項目 備考
レポート(添削指導) 教科書や教材などを使ってレポート作成していきます。
レポートの内容は教科や学校によって異なりますが、
穴埋め形式であることが多いです。
作成したレポートは、
学校に郵送または送信することで添削指導を受けることができます。
スクーリング(通学) スクーリングは学校で授業を受けることを言います。
定期的に授業をおこなったり、
集中スクーリングと言って数日間まとめて行ったりします。
普段のレポート作成の際に
不明点を聞くことができる機会でもあります。
テスト(単位認定試験) 各教科や科目によって決められた量のレポートとスクーリングを行うと、
学習した内容の理解度を見るためにテストを受けることになります。

通信制高校のテストの内容は?

通信制高校のテストは、ほぼ作成してきたレポートから出題されます。

その為、テスト前に見直す必要があります。

レポートは必ず作成した生徒に返却されることになるので、それらは捨てずにファイリングしておくようにしましょう。

通信制高校で行うテストはレポートを暗記していれば簡単に合格ラインを取得することができるレベルなので、勉強した分の成果が出やすくなっています。

学校によってはテスト前にスクーリングを行ってくれるところもあり、その際にテストに出る箇所を教えてくれる先生もいます。

その為、スクーリングに出席する時には、なんとなく授業を受けるのではなく、重要なポイントをまとめて書いておくようにしましょう。

また、中にはテストに教科書を持ち込んでもOKな学校もあります。

そういう学校の時には、教科書にレポートやスクーリングで学んだ内容をメモしておけばテスト対策として利用することができます。

テストの難易度はどれくらいなのか

通信制高校のテストは、全日制に比べると非常に簡単です。

上記でも書いたように、レポートをしっかりと行っていればすんなりと解ける問題しか出題されません。

また、テストで合格ラインに届かなくても、レポートやスクーリングの評価が良ければ合格点をくれる学校も存在します。

実際にテストを受けた生徒に「テストの難易度についてはどう感じるか」というアンケートをとった結果があります。

それによると、テストの難易度については、以下のような結果になりました。

アンケート概要は以下になります。

調査対象:ヒューマンキャンパス高等学校
回答期間:2019年2月1日~2月28日
回答数:19件

この結果を見る限り、丁度いいと感じる生徒が一番多く、約6割もいることになります。次いでやや簡単が17.6%、難しいが11.8%でした。

逆に簡単と答えた生徒も全体で2割程度いることになります。

しっかりとやってきたレポートを復習しておくことで問題なく解けるレベルであることがわかりますね。

テストの合格ラインは?

通信制高校のテストは難しくないですが、だからといって準備を怠ると合格ラインに到達できないこともあります。

まず、合格ラインをしっかりと把握して、テストに向けての準備をするようにしましょう。

テストの合格ラインは60点

通信制高校のテストは、1年間で60点獲得することができれば合格ラインとなります。

テストが1回しか行われない学校であればその1回で60点を取得すればOKですし、前期試験と後期試験がある学校ならそれぞれで30点ずつ取得することができればOKとなります。

極端な話ですが、前期試験が0点だったとしても、後期試験で60点取得することができれば問題ないということです。

仮に60点に及ばなかったとしても、レポートの提出やスクーリングへの参加が評価されれば合格点をもらえて、単位認定となる場合もあります。

通信制高校に赤点は存在するのか

テストの合格ラインを60点としている場合、赤点は60点以下なのか、と思う人もいると思いますが、そうではありません。

全日制高校の場合は、赤点を何点とするかは学校によって異なります。25点を赤点としている学校もありますし、平均点の半分にしていることもあります。

しかし、通信制高校には赤点という概念はありません。その為、赤点をとって先生に呼び出されるといったことはないのです。

仮に60点を取得することができなかったとしても、該当する教科、科目の単位が取得できなかったというだけの事なので、留年といえるレベルの痛みはそこまでありません。

テストを受ける場所はどこ?

通信制高校によってテストのやり方はバラバラで、テストを受ける場所は一つの教室で一斉に受ける場合もあれば、コースによって各教室にわかれて受ける場合もあります。

受ける施設も、本校で受けることが条件である学校もありますし、各学習センターやキャンパスで受けることができる場合もあります。場合によっては学校とは別の大きな施設を借りて行うような場合もあるのです。

テストを受ける時期も前期試験・後期試験で分かれている場合もあればレポートを提出し終わった順に開催していく場合もあります。

その為、通っている学校または、これから通うことを検討している学校がどういう場所でテストを受けることになるのかなどは、一度確認してみるのもいいでしょう。

テストに合格するためのポイント

通信制高校で行われるテストは、決して難しいものではありませんが、それでも合格点を取ることができずに卒業することができない生徒もいます。

なので、テストをしっかりとクリアしていくポイントを確認しておきましょう。

テスト勉強の計画を先生と練っていく

中学にあまり通えず、定期テストを受けたことがない生徒もたくさん通信制高校には通っています。

しかし、通信制高校の中には、不登校を経験した生徒を積極的に受け入れてくれているところが多くあります。

そういった学校を選択すれば、テスト勉強、普段のレポートの提出、スクーリングなどの計画を一緒になって練ってくれます。

自分にぴったりな学習計画を立てることができれば、それをコツコツと実行していけばいいだけです。

また、卒業までに自分で計画を練ることができる力を身につけられるようにすれば、進学や就職をしても問題なく生活していくことができます。

サポート校を利用してテスト対策をする

通信制高校に通っているだけでは、勉強が進まないこともあるでしょう。

通信制高校のテストに合格するには、継続して勉強を続けつつ、復習をしっかりと行うことが何よりも大事なのです。

しかし、生徒の中には自宅学習を続けるのが困難な人もいます。そういった生徒の為に役立つのが通信制サポート校の利用です。

通信制サポート校は、通信制高校を卒業するための学習サポートを行ってくれる場所で、普段の勉強やメンタルサポートなども行ってくれるので、学習に不安がある生徒でもしっかりとバックアップしてくれます。

レポートはどこから手を付けて良いのかわからないといった生徒でも、やり方を丁寧に教えてくれるので、初動でつまづくことがありません。

また、テスト対策も一緒になって考えてくれるので、合格点をもらいやすくなります。

まとめ

通信制高校とは言っても、全日制高校と同じようにテストはあります。

しかし、全日制高校のように学期ごとに行うわけではなく、年に1回しか開催されない所もありますし、前期・後期にわけて2回開催されることもあります。

テスト内容は難しくないので、レポートをしっかりと復習しておくことで問題なく解くことができます。

また、合格ラインも60点となっているので、そこまで高いハードルではありません。赤点もないので前期の成績が悪くても後期で取り戻すことができます。

どういった勉強をしていたとしても、準備した分、手応えをしっかりと感じることができるのが通信制高校のテストです。

「やればできる」を確実に実感することができるので、是非通信制高校でチャレンジしてみてくださいね。

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