高卒認定試験と高校卒業資格

通信制高校について学ぶ

通信制高校で得られる資格は2つあります。

1つ高卒認定試験です。略して高認と呼ばれることが多いですね。
もう1つは高校卒業資格です。こちらは略して高卒です。

今回はこれらの資格についてお話します。

通信制高校に通う人は高卒認定試験の合格を目指す方が多いです。条件や注意点があるのでしっかりポイントを抑えましょう!

高認と高卒の定義を知ろう

それぞれ正確な定義を知るところからスタートです。

以下にまとめてみました。

高卒認定試験まとめ
(特徴)
・大学・短大・専門学校の受験資格が与えられる
・履歴書に高等学校卒業程度認定試験合格と書ける
・試験は2回(8月上旬・11月中旬)(注意点)
・大学進学後に中退すると、最終学歴が中学卒業になる
・18歳以上にならないと試験合格の効力が使えない
高校卒業資格まとめ
(特徴・資格取得の条件)
・3年間以上の在籍
・74単位以上の取得
・特別活動(文化祭、体育祭、生徒会など)への参加。30時間以上

高認と高卒の違いとは

それでは2つの違いを見ていきましょう。似ているようで大きく違いますよ。

最終学歴の違い

高卒は「高校卒業」と履歴書に書けます。対して、高認は「高校卒業」とは書けません。履歴書に書けることは「高等学校卒業程度認定試験合格」となります。

注意点として、高認の最終学歴は中卒となります。そのかわり大学を卒業すると大卒なります。(※中退すると中卒です)

卒業までにかかる費用の違い

まずは全日制高校を見てみましょう。

全日制の公立高校の場合は1年で40万円の費用がかかります。(私立の場合は2倍の80万円ほど)

対して通信制高校の費用を見てみましょう。

単位を全て取るために必要な費用は公立では10万円。私立では40万円が相場です。

いかがでしょうか?金額だけで考えると圧倒的に通信制高校の方が安いですね。

また、上記の費用にプラスして参考書代や高卒認定試験の受験料がかかってきます。

登校頻度や学習スタイルの違い

通信制高校の場合は、教科書などで調べつつ自分でレポートを作成します。そしてスクーリングといって、実際に学校に通って授業を受けます。

スクーリングは学校によって大きく異なり、週1~週5回まで様々あります。

学習スタイルについても詳しく見てみましょう。

通信制高校の学習スタイルは基本的に自習です。インターネットを使用した授業、テキスト、スクーリングなどを利用して理解を深めます。

全日制高校との1番の違いは、基本的に自分で勉強する!というスタイルです。

「一人でも勉強できる!」、「多人数で勉強する事が苦手」という方に通信制高校はピッタリです。

高卒認定試験の内容とは?

高卒認定試験の合格には8科目で合格する必要があります。8科目が多いからと言って「全部合格なんて絶対無理!」と思うのはまだ早いです。

試験免除制度があることに注目してください!

こちらは1度試験に合格すれば、その試験は受けなくても良い制度です。

例えば、前回2科目合格したとします。その場合、次回の試験では6科目だけ受ければ良いのです。

かなりハードルが下がると思いませんか?受験生にとって嬉しい制度ですね。

受験資格は?

高卒認定試験の受験資格は非常に低く、間口が広いです。

条件は以下の通りです
・受験する年の翌年3月31日までに満16歳以上になる人
・(例)2019年8月に受験する場合、2020年3月31日までに満16歳以上になればOK

ただし、高卒認定試験の効力が発揮されるのは18歳の誕生日を迎えた後なのでご注意ください。よって「飛び級」は不可となります。

通信制高校なら大学に受かりやすいの?

大学進学が目標の場合、進学率が気になると思います。

文部科学省からのデータを紹介します。

・大学への進学率 【通信制高校】16.7% 【全日制高校】54.4%
・専修学校への進学率 【通信制高校】21.6% 【全日制高校】23%
参考文献:[高等学校教育の現状 – 文部科学省]より

通信制高校の場合、大学進学率が著しく低いですね。理由は何でしょうか?

学習方法を考えてみましょう。通信制高校はレポートを提出すれば単位が取れる為、比較的簡単に卒業することができます。

その難易度の低さから「しっかりした学力が身につかない」といった指摘もあります。

また、学校に通う頻度が少ない為にわからない内容を質問する頻度も少ないです。わからない事が積み重なって、成績に伸び悩んでいる可能性もあります。

そして、通信制高校は一人で家で勉強するスタイルです。一緒に励まし合う仲間がいないこともモチベーションが続かない原因かもしれません。

以上の事から大学進学に通信制高校は不利かもしれませんね。ただし、心構えひとつで全く変わると思います。それに、「勉強でわからない事があるけど質問ができない」という状態の場合、サポート校を活用するという手もあります。

まとめ

いかがでしょうか?高卒認定試験について詳しく語ってみました。

大学さえ卒業すれば高校卒業資格とほとんど変わらないので、かなりお得な資格だと思います。

通信制高校で高卒認定試験に合格できたら嬉しいですね。

今回の記事では通信制高校のデメリットについても言及しました。勉強が進めにくい点が最大のネックと言えますね。

対策として、サポート校の利用やスクーリングが多い学校を選べば問題なさそうです。

通信制高校はデメリットに対して、費用の安さや移動の少なさなどメリットが多いです。自身にピッタリだなと感じた方は資料請求がおすすめです。

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