通信制高校の選び方や選ぶポイントは?

通信制高校について学ぶ

通信制高校は、基本的に自宅学習がメインです。その為、学校に通学する機会は全日制高校に比べるとすくないです。

その為、どの学校に通ってもそこまで変わらないんじゃないかと思っている人も多いでしょう。

しかし、通信制高校とはいえ、公立と私立とでは学習内容や雰囲気が全然違いますし、私立の場合は独自の学習方法を取り入れたりしています。

なので、自分に合った通信制高校を選ぶことができれば、卒業しやすくなりますし、学習もスムーズに進めることができます。

では、通信制高校はどう選べば良いのでしょうか?

通信制高校は偏差値というものがないので、単なる学力では決める事ができません。

そこで、通信制高校を選ぶポイントをいくつか紹介していこうと思います。

通信制高校を選択する上で大事なポイント

通信制高校でなくても、学校には公立と私立があります。

そして、公立・私立どちらを選ぶかで校風、学習内容、コース内容、学費など違うところがたくさんあります。

通信制高校を選ぶ時のポイントは主に以下の項目を見ると良いでしょう。

・公立を選ぶか私立を選ぶか
・学費で選ぶ
・将来の目的に合っているのか
・スクーリングや通学ができるかどうかで選ぶ
・学校のサポート内容はどうか

一つずつ細かく確認していきましょう!

公立を選ぶか私立を選ぶか

通信制高校は大きく分けると公立と私立があります。

公立通信制高校は都道府県が設置や運営を行っている学校ですが、私立は学校法人や株式会社などが設置や運営を行っています。

公立通信制高校の場合

公立通信制高校の主な特徴は以下になります。

・各都道府県に1校~3校程度ある
・学費が安い
・入学可能なのは、学校がある都道府県に居住している生徒か、勤務する人
・基本的には自宅学習メイン
・スクーリングはは年間で数日~20日程度
・部活動や学校行事が比較的少ない
公立通信制高校の特徴

公立通信制高校の場合、各都道府県に多くても3校程度しかありません。また、学校がある都道府県に住んでいる人か、勤務している人しか入学することはできません。

その為、公立を選択する場合は、自分の住んでいる都道府県に学校があるかどうかを確認する必要があります。

さらに自宅学習がメインの為、スクーリング日数が少なく、部活動や学校行事がそこまで多くありません。

ただ、「純粋に高校卒業資格を取得したい」「基礎学力を高めたい」という人には向いています。

私立通信制高校の場合

私立通信制高校の特徴は主に以下になります。

・学区を気にせず多くの学校から選択することができる
・学費が公立に比べて高い
・自宅学習以外にも通学ができる
・学習サポートが手厚い
・部活動、学校行事、体験学習などが多くある
私立通信制高校の特徴

私立通信制高校は、学区で通える学校に制限がないので、自宅から通うことができる学校であればどこでも選択することができます。

その為、将来の夢に向けた学習をするのに適した学校を選択することも可能です。

また、公立通信制高校に比べると学習サポートが手厚くなっています。

個別指導をしてくれたり、個々の学習レベルに合わせたカリキュラムを組んでくれるので、理解できていない基礎から勉強をすることができます。

さらに、普通科だけでなく、専門学科がある学校もあるので、興味のあることを好きなだけ学習することもできます。

どちらに向いているのかを考える

公立通信制高校は、スクーリングの日数が少なく、学費が安いことがメリットですが、その分私立ほどの学習サポートは受けられません。

その為、自発的に学習を続けることができる人には向いているでしょう。

対して私立は、学習サポートは手厚く、専門的な知識を学ぶことができますが、学費が高く、スクーリング日数もそれなりにあります。

自発的に学習をするのに自信がなかったり、専門的な学習をしたい人には向いているでしょう。

自分がどちらに向いているのかを考えて選ぶのが良いでしょう。

学費で選ぶ

通信制高校の学費で差が出てくるのは公立か私立かです。

全日制同様に通信制高校も公立に比べると私立の方が学費が高くなりがちです。

公立通信制高校の場合は平均3万円~10万円程度の学費で済むことが多いですが、私立通信制高校は平均40万円~100万円程度になります。

学費に関しては以下でも詳しく書いているので合わせて読んでみてください。

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将来の目的に合っているのか

通信制高校で学ぶ最大の目的は、高校卒業資格を取得する事です。

全日制高校に進学しなかった人やできなかった人、不登校を経験した人、中退などで卒業資格を得られなかった人が自宅学習とスクーリングを続けながら単位を取得して、高校卒業を目指すことができるのが通信制高校の最大のメリットです。

高校卒業資格を取得するだけなら公立通信制高校でも問題ないのですが、最近は私立通信制高校にも様々な専門コースが設けられています。

大学進学を目指したり、就職を有利にするために専門的な勉強をしたいなど、目的に合わせて選ぶようにすると良いでしょう。

スクーリングや通学ができるかどうかで選ぶ

通信制高校は、生徒が進学できる区域によって広域と狭域の2種類に分かれています。

・広域
⇒全国または、3つ以上の都道府県の生徒を募集している
・狭域
⇒高校のある所在地と別の1つの都道府県の生徒を募集している

私立通信制高校の場合は、広域を導入している学校が多いですが、公立は狭域を採用していることが多いです。

私立が広域を採用している理由は、高校とは別にキャンパスや学習センターなどを設けているためです。本校に通うことができない場合は、学習センターなどに通うことで同様の授業を受けられるようにしているので、全国から生徒を募集することができるのです。

対して公立通信制高校は、本校以外にキャンパスや学習センターを設けていない学校が多いため、本校に通学することになります。

そうなると全国から募集をかけることができないので、狭域を採用していることが多いのです。

通信制高校は通学日数が少ないとは言っても年間で約20日程度はかようことになるので、通学するのに無理がない距離での学校を選ぶのが良いでしょう。

スクーリング先が遠い場合もある

私立の通信制高校の場合、普段の学習は学習センターで行い、集中スクーリングを本校で実施するという学校もあります。

本校が鹿児島県の屋久島であったり、長野県、北海道などの遠方の場合もあるので、参加できるかどうかもしっかりと考えた上で選択するようにしましょう。

遠隔地でのスクーリングは、基本的には連泊をして行うことになりますが、それ以外で参加することはないので、むしろ楽しみと考えるなら十分ありだと思います。

学校のサポート内容はどうか

通信制高校を選ぶ上で大事なのは学習サポート内容が充実しているかどうかです。

通信制高校は自宅でレポートを作成しながら学習を進めていきます。

しかし、自学型の場合、必ず不明点が出てきます。もし不明点が出てきた時に自己解決できればいいですが、そうでない場合はサポートを利用する必要が出てきます。

仮にサポートが充実していない場合、わからないことが積み重なってしまい、結果的に続けるのが嫌になってしまいます。

そうなると、卒業できずに通信制高校を中退してしまうことになります。

意志が弱い場合はサポートが手厚い学校を選ぶと良い

提出期限がある場合は、何とか間に合わせようとしますが、提出期限がない場合は先延ばしにしてしまいがちになります。

とくにアルバイトなどの働きながら通信制高校に通っている人だと、アルバイトを優先させてしまったり、十分な学習時間がとれないといったこともあります。

その為、仕事が忙しい人や意志が弱い人の場合は、サポート体制がしっかりとしている学校を選ぶようにすると続きやすくなります。

私立通信制高校では、個別相談を実施している学校もあります。

また、個々の生活リズムや性格、学習レベル等を考慮して、学習が進めやすいようにカリキュラムを組んでくれたりするので、無理なく続けることが可能です。

進路相談にのってもらうこともできる

サポートの一環として進路サポートを受けてくれる学校もあります。

大学進学を考えている人や資格取得を目指している人、専門的な仕事に就きたい人や履歴書の書き方がわからない人などはサポートを活用することができる学校を選ぶとスムーズに将来設計を立てることができます。

公立通信制高校でも同じようにサポートをしてくれることがあるので、自分に合っている方を選んだうえで相談してみると良いでしょう。

サポート校を活用する手もある

私立通信制高校では、サポート校を併設している所もあります。

仮にサポート校を卒業しても高卒資格を取得した事にはなりませんが、自宅学習で不明点が出た時に教えてもらったり、技術を身につけることができるコースがあったりするなどのサポートをしてくれます。

中には大手予備校や学習塾、美容師養成学校、調理師学校などと提携している通信制高校もあるので、上手く活用すれば将来役立つスキルを身につけることも可能です。

さらに、資格の取得をすることもできるので学校選びの参考にすることができます。

通信制高校選びで迷わない方法は?

通信制高校を選ぶのに、一番効率的なのはいくつかの学校の資料を請求して比較してみることです。

その上で、以下の順番で学校選びを進めれば迷いづらくなります。

①自宅から通える範囲内で学校の候補を探していく
②学校の資料を請求する
③オープンキャンパスに参加して雰囲気を知る

狭域の通信制高校を選択するなら学区に注意しよう

公立通信制高校は、学校がある都道府県に居住しているか、勤務していることが入学の条件になります。

私立通信制高校と違い、学習センターやキャンパスなどを設けていない学校が多いので、学区が制限されているです。

どれだけ魅力的な学校であっても学区が違えば通うことはできませんので、入学が可能かどうかを必ず確認しておくようにしましょう。

まとめ

通信制高校は、不登校を経験したり、何らかの事情で高校に通えなかった生徒や、高校を中退してしまった生徒が学びやすいように配慮されていることが多いです。

また、全日制高校や定時制高校に比べると、学校の特色が幅広くて柔軟である、といった特徴もあります。

学校のサイトやネットで調べてもわからないようなことがある場合は、積極的に資料を請求をしてみたり、オープンキャンパスや説明会に参加し、学校を知ることが大事です。

そして、精神的にも体力的にも自分にあった学校かどうかを見極めたうえで選ぶようにしましょう!

資料請求はこちら。

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